10回に1度はある神回のオフ会

何気なく参加したオフ会で奇跡が起こる

 

ネットでの出会いは1対1が基本なのだが、【オフ会】といういわゆるネット飲み会は、参加すると男女数人で開催される。

 

もちろん皆初対面が多く、プロフに写メが無ければ容姿も不明な状態で出会うのが普通。

 

出会い系初心者でも参加しやすいスタイルなので、1対1で会うのが心細い人はオススメだ。

 

色々な人が主催するこの【オフ会】に何回も参加していると、『神回』に遭遇する時がたまにある。

 

 

期待していない飲み会が天国になる事例

 

 

それはとあるSNSサイトの『東京の飲み友達』のグループで、渋谷で開催された比較的少人数のオフであった。

 

その主催者の男性とは前回のオフで1回だけ会ったことがあり、久々の再開だった。

 

待ち合わせ場所のハチ公前に早めに着いた僕は、その主催者の男性と会話していた。

 

僕「お久です。今日は盛り上がるといいですね」

 

前回の開催では男が多く、女性は既婚のおばちゃんが数名来たくらいで、かなり失敗の部類になってしまっていたのだ。

 

 

 

主催者「今回は独身の女の子も何人か来るから、たぶん前よりはいいよ(笑)」

 

会話していると、もう一人の参加者の男性が現れ、男は3人になった。

 

男性「はじめまして。イモ太郎です。よろしくお願いします」

 

この人がイモ太郎さんか。

 

30代の坊主ぽっちゃりな、穏やかそうな人だ。

 

僕は心の中で

 

『この飲み会は女子に期待しないほうがいいよ。残念だったね裸の大将クン』

 

前回を知っていて暇つぶし程度に来ている僕は、そう思った。

 

 

 

主催者「男性のゴンさん1人欠席だから、男はこの3人だけだね。女性も結局来れるのは3名だよ。優しい子だといいなあ」

 

僕「はーい」(鼻くそをほじりながら)

 

女性は3人共このオフ会に初参加で、皆サイトの中でしか絡んだ事が無い。

 

しばらくすると、主催者にLINEが入る。

 

主催者「お、近くにユナちゃん来たみたいだ。どこだどこだ」

 

次の瞬間

 

 

女性「はじめまして」

 

そこには女神が立っていた。

 

スラっとして長い綺麗な髪

 

ホントに少女時代の『ユナ』に激似の超上玉がいきなり登場してしまった。

 

主催者「こ、これはすごい事になったな」

 

僕にささやいた。

 

僕「アーメン」

 

裸の大将もニコニコしていた。

 

僕と主催者は、女性に見えない所で握手をしてお互いを称えあった。

 

そんなバカなやりとりをしていた次の瞬間

 

「こんにちは。アンナです。」

 

 

 

大きな瞳に白い肌、取り巻くフローラルの香り

 

その愛くるしい笑顔は橋本環奈のようだ。

 

今度は天使がゴミ男3人組の前に舞い降りたのだった。

 

主催者「ああ、どうも、ぼくです、はは」

 

彼はすでにハートを射抜かれており使い物にならない状態だった。

 

裸の大将はニコニコしていた。

 

僕は放心状態の主催者に話しかけた

 

僕「今日はやばいですね。さあもう一人来るんですから周りに目を配ってください」

 

さすがにこれだけ美人が2人も来てしまうと、3人目に来る女性はかわいそうだなと思った。

 

男3人でこの女性2人の争奪戦になるのか・・・

 

その時何か色っぽい気が近づいてくるのを感じた。

 

「ごめんなさい遅れましたあー」

 

 

 

峰 不二子  降 臨 !

 

そこにいた女人はもはやグラビアクイーンのそれだった。

 

主催者 『ポカーン』

 

すでに魂が抜けていた。

 

眩しすぎる笑顔がまともに見れない僕は、不二子ちゃんの顔の前にある胸の谷間にあいさつをしていた。

 

さぞマヌケなツラだった事だろう。

 

 

 

放心状態で会話のまともにできない主催者

 

ニコニコしてるだけの裸の大将

 

僕にもはや敵はいないも同然だった。

 

主催者「じ、じゃあ、そろったから い、居酒屋にいきましょう」

 

居酒屋に向かい歩きだす我々男3人。

 

その周りを取り巻く、少女時代ユナ、橋本環奈、峰不二子。

 

街ゆく人は道を開け、通り過ぎる男たちは皆がこちらを振り返った。

 

まるでモーゼのように、人込みの中に居酒屋へと続く道ができていた。

 

僕の頭の中では終始『We are the champions』が流れていた。

 

 

相手が受け入れてくれるかという不安

 

いくら美人といえど、あちらにもタイプがあるわけで、居酒屋で盛り上がるとは限らない。

 

しかも主催者は壊れて、大将もトークに期待ができない。

 

『タイプの子が来ても、相手に受け入れられずに失敗』なんて事もある。

 

ここは俺がトークを盛り上げてなんとか二次会へと繋げなくては!

 

しかし余計な心配は無用だった。

 

彼女たちは性格も良く、僕の頑張りがなくても、積極的に皆で仲良く会話をしてくれたのだ。

 

 

いつしか男達もお酒が回り、緊張もほぐれて一次会でかなり盛り上がっていた。

 

基本的に『合コン』ではないので、その時は「彼氏いる?好きな人いる?」という質問はしなかったが

 

「今日は朝までカラオケ大丈夫?」

 

の質問には女性皆がOKを出してくれたので、

 

『もしかしたら彼氏いないかも』

 

という期待が膨らんだ。

 

主催者「よし二次会でカラオケいくぞー」

 

プリクラで記念撮影しながら、カラオケ館へと向かった。

 

そしてカラオケでの女性たちの『スマホのチェック頻度』を気にしていた所、土曜の夜なのにほぼバッグに入れっぱなしだった。

 

『よしいける』

 

希望が見えた。

 

そして彼女達も楽しそうにカラオケを盛り上げてくれ、結局朝までオールし大成功のオフ会となった。

 

僕はその中で『少女時代ユナ似』の女性と仲良くなった。

 

数日後、LINEの交流を経てユナをデートに誘う事に成功、交際へと発展した。

 

全く期待しないで参加したオフ会は、主催者に感謝カンゲキ雨嵐の大団円で幕を閉じた。

 

 

 

ネットの【オフ会】まとめ

男も女も単独で参加する人が多く、例えば『アニメオフ会』なんかでも純粋にアニメトークを求めて参加する人から、出会い目的で参加する人まで様々。

 

しかし開催理由はどうであれ、新しい出会いに意欲的にぶつかっていき、楽しんだ者が勝ちなのだ。

 

主催者に出会い目的を悟られてクビになったらそれはそれ、『自分が狙った女性と仲良くなれば成功』と考えているなら、そこを目指して参加してしまおう。

 

ただメンツにタイプがいなかったり、イマイチ溶け込めなかったりもあるので、そんな時は一次会で上がってしまっても問題ない。

 

今回はそんなオフ会で、たまに発生する『神回』を回想してみた。


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